ノルウェイの森(村上春樹)

夏目漱石の『こころ』の次に読んだのは、村上春樹の『ノルウェイの森』、10代の終わりに友達から教えてもらって以来、何度も読んでいる本だ。
だから、読まなくてもだいたい筋はわかっているし、太宰治『人間失格』と同様、フレーズまで覚えていたりして。

この本を読むと、自分が主人公のワタナベ君になったような気持ちになる。そして、これまで通ってきたところ、出会ってきた人たちのことを考えてしまう。出会う人たちが次々に死んでいくような錯覚まで覚えるけれど、

あれから10年以上経った今でも、この本を最初に読んだ頃に出会った人たちは生きている。

しかしまあ、この本を読んだ感想というのは、文章にしにくい。まるで、『ノルウェイの森』の登場人物になったみたいだ。やれやれ。

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2007年01月21日(日) - 記事URL - コメント(0) - トラックバック(0)
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こころ(夏目漱石)

この本も、数年ぶりに読んだ。最初に読んだのは高校で教科書に出てきたときだから、それからずいぶん経つなあ。

何年かぶりに読んでみると、やっぱり印象が違うというか、前は主人公と「先生」の関係に目がいっていたのに、今度は先生の妻に目がいったりと。そして、小説で問いかけていることも、間違いを犯したときにどうするのか、という、現代にも通用する内容であると思う。

『こころ』では、皆さんご存知かどうか、「先生」は死んだような生き方をして、最終的に主人公へ自分の過ちを打ち明けるとともに自殺するのだけれど、今でいえば、人が自分と同じ過ちをしないように、すなわち同じ過ちによって傷つく人がいないように行動する、といったところかなあ。といっても、私もなかなかそういうふうには行動できないけど。
2007年01月09日(火) - 記事URL - コメント(0) - トラックバック(0)
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人間失格(太宰治)

言わずと知れた、太宰治の『人間失格』が、今年最初に読んだ本、ということになった。この本はすでに何度も読んでいるので、展開などだいたいわかっているばかりか、フレーズまで覚えているところまであったりする。

今回新しいのは、集英社文庫版を読んだということである。このシリーズには、巻頭に口絵4ページ、巻末には「解説」のほかに「鑑賞」なるものがついていて、『人間失格』では作者太宰治の娘である太田治子が書いている。そして、何を隠そう、この「鑑賞」から最初に読んだ、というわけである。

そして、小説に書いてあるのとは逆で、太宰治は本当は自分がかわいいと思っていたんだ、おいしいものが大好きだったんだ、とこれまでと違う視点、小説を文字通り読んだのとは逆のことを頭に入れておいて読み進むことになった。

こうやって改めて読んでみると、この小説の題材と言うのは非常に現代的というか、当時よりも現代に生きる人ほど主人公の葉蔵、あるいは作者太宰治のような悩みを抱えた人が多いのではないかと思えるほどであった。

そして、私自身はというと、葉蔵が本当の自分を見せられずにお道化でごまかして人とつきあってるのがなんとも思い当たって、「ああ、人と正直に接してないなー」なんてことを考えるのであった。そのへんが、今年の課題といったところだろうか。

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2007年01月03日(水) - 記事URL - コメント(0) - トラックバック(0)
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『日本人なら知っておきたい神道』

以前読んだ本であるが、武光誠著『日本人なら知っておきたい神道』(KAWADE夢新書)をひさびさに読み返してみた。

神道といえば戦争と言う悪いイメージがありがちだが、それは神道の一面に過ぎず、私たちが普段なにげなくやっている習慣の中にも、神道の流れを引いたものが多い、ということを、思い出させてくれた。キリスト教のお祭りであるクリスマスでさえ、日本では神道のお祭りと化してるとか。

今回、この本を読んでて引っかかったのが、「穢(けが)れ」という概念であった。人間には悪人というのは存在しないけれど、そのつもりでなく間違ったことをやってしまうことはある。人は穢れを身につける。そしてその穢れを落とすために、「祓(はら)い」がある。祓いをしたら、また清らかな身で生きることを誓う。そしてその祓いというのは、神社にお参りするとか、そういう簡単なことでいいのだ。

そう、このあいだ、ちょっと気にかかることというか、悪いこととまではいかないけれど穢れという言葉がピッタリのことがあり、気にかかっていたのだった。そこでさっそく、地元の神社にお参りを~。なんだか心が軽くなった気分。しかしまたも、穢れを身につけてしまうようなできごとがあったのでした。は~~、生きるのって難しい。

AmazonのアソシエイトID取ったので、貼りつけときます。
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2006年10月15日(日) - 記事URL - コメント(0) - トラックバック(0)
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鏡の法則

このサイトでお借りしているレンタルサーバである、OBI-NETのオーナーさんのブログをひさびさに読んだ。そうしたら、数日前の記事に、『鏡の法則』という本が紹介されているのが目についた。内容についてはほとんど書かれていなかったけれど、何か思うところがあり、これは買い!!とさっそく本屋に立ち寄り、レジの前に平積みにされている『鏡の法則』を買った。

ちなみに、この本の売り上げの一部は、セーブ・ザ・チルドレンというNGOに寄付されるそうだ。先日行ったグローバルフェスタではここのブースは目についてはいたものの素通りしてしまったけれど、何だか最近、世界の子供たちを守るNGOに縁があるな~。

それはそうと、鏡の法則、そう、うすうす気づいてはいたのだ。人は自分の鏡だということを。相手がイヤな人に見えたら、自分も同じことをやってると思え、ということを。それがちょうどいいタイミングで、「鏡の法則」という言葉で端的に表されていたから、目にとまったというわけだ。

今月のフラワーエッセンスは「セラトー」、直感の声に耳を傾ける必要があるときに摂るエッセンスだそうだ。このエッセンスを摂っていて、直感の教えにしたがったところが『鏡の法則』を読め、ということだった。

本の内容は、夫と小学生の息子がいる主婦の物語。帯に「読んだ人の9割が涙した!」と書いてあるだけのことはあった。自分が家族や周囲に対して、とりわけ「嫌い」「苦手」な人たちとどう接するかということについて、考えさせられてしまう一冊だった。簡単に読める本なので、みなさんもぜひお読みくださいまし。

関連ページ:
OBIさんのブログ記事『鏡の法則』:http://blog.livedoor.jp/kiyomitu/archives/50793440.html
セーブ・ザ・チルドレン:http://www.savechildren.or.jp/
2006年10月04日(水) - 記事URL - コメント(0) - トラックバック(0)
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アルケミスト

パウロ・コエーリョの『アルケミスト』という本を友人が10日ほど前に貸してくれて、読みかけだったのだけど、行方不明になっていた村上春樹の『ノルウェイの森』が突然出てきたので、これはとっとと読んで次(『ノルウェイの森』)に進めという意味なのだと受け取って、一気に読み終えた。

この本には、人にはそれぞれ与えられた使命があり、その使命を果たすために心の声に耳を傾けて生きることで、自身の宝物を発見する、なんてことがフィクションの物語で書かれていた。あれ?ごく最近、ほかのところでも同じような話を聞いたぞ。これはひょっとして、自分の使命を探しなさい、というメッセージなのか。
2006年04月03日(月) - 記事URL - コメント(0) - トラックバック(0)
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